身体と精神は一体であって、分けることはできず、一つのものの両面にすぎないという仏教の考え。 

　人は、悩み事や不安を抱えているとなんとなく体も重く感じたり、体のどこかに不調があると気分が落ち込んだりするものです。

　しかし逆もまた然り。健全なる精神は健全なる肉体に宿るとも言われます。体力に自信がつけば心にも余裕ができ、心が穏やかであれば体も軽く感じることでしょう。

　速水道場では、心と体の両面を鍛えていく場所を提供することで、地域の皆様のより健康的な生活と子どもたちの健やかな成長をお手伝いしています。

　当道場では「生涯スポーツとしての空手」を目標としています。

　武道空手としての歴史や精神を尊重しつつも、昨今のジュニアスポーツ界に見られる勝利至上主義や、行き過ぎた体育会系的な体制から脱却し、より老若男女が親しみ、楽しみながら続けることのできる新しい空手道場を目指しています。